概要
リフォーム前
リフォーム前は、壁、床、浴槽、全てのタイルに経年劣化が目立ちました。剥がれる部分も出てきていました。掃除は定期的に行っているものの、落としきれいないカビによる黒ずみができていました。シャワーの水栓は一度交換されており、特に使用に問題はない状態でした。
リフォーム中
工場が操業を停止するGW中に工事を行うこととなりました。解体から仕上げまで9日間で行う工事となりました。
今回は、腰から下のタイルや石全てを剥がし、張り替えます。浴槽の天板の石も長年の使用により、下地との接着が弱まり、簡単に剥がれました。
以下の写真はタイルを剥がし終わった後になります。
今回のリフォームでは既存の部分を残しながら工事を行う必要があったため、慎重に工事を行いました。
腰から上はタイルを剥がさずに、化粧パネルを貼っています。タイルが浮いている部分は、タイルを剥がして補修を行いました。化粧パネルは単調な色使いにならないように、木目調のパネルを洗い場の壁面に貼り付けました。
また、天井は一度張替えていたため、今回は既存のものをそのまま使うことになりました。
リフォーム後
シャワーと照明については、既存のものをそのまま使っています。また、木目調の化粧パネルにより、落ち着いた空間になりました。パネルは木に見えますが、耐候性の高いシートを貼ったアルミ板のため、耐久がありメンテナンスも容易です。
腰から下の部分は掃除などで用具が触れたり、椅子などがぶつかっても傷つかないようにタイルにし、腰から上の部分は、メンテナンスが容易で見た目が良い化粧パネルを張ることにより、長く綺麗に使っていただけるように配慮しました。
このようにリフォームによって大きく変わりましたが、担当者の方も工事が進むにつれて変化する様子が楽しいようで、なんども足を運んでいただきました。