概要
積極的に従業員の労働環境改善に取り組んでおられます株式会社N社様埼玉工場のトイレをリフォームした事例です。今回は1Fの従業員用トイレをリフォームしました。
リフォーム前
今回のトイレは男性用トイレとなります。小便器と大便器がかなり年季が入っています。担当者様によると、頻繁に詰まるとのこと、小便器正面に「ゴミを流すと詰まって使用できなくなる」旨が書かれた注意書きが貼られています。
大便器についてもおしりの洗浄機能がついておらず、いまの時代としては使い勝手がやや悪くなっていました。
リフォーム中
既存の配管は壁に取り付けられていましたが、この配管を活かすと大工事になってしまうことから、床に穴を開けて配管することにしました。
床に配管用の穴を開けた状態です。
地下ピットに潜り、配管を切り出します。
切り出した後の配管の写真です。配管の内部に尿石がこびりついており、詰まりの原因となっていることが分かります。また、アンモニア臭の原因ともなっていました。新しい配管に取り替えることでトイレの詰まりと臭いが解消されることが期待できます。
リフォーム後
今回は床や壁の張替えは行わず、小便器と大便器の交換とペーパーホルダー設置などを行いました。便器を取り替えるだけでも気持ちよさは全く変わります。また、配管を取り替えたことで、詰まりにくくなり、臭いも改善しました。
配管の詰まりを解消する実験
配管の一部を当社に持ち帰り、既存の配管の詰まりが解消できるかを実験をしてみました。
この実験で、特定の薬品を適切に使うことで、配管に詰まった尿石を溶かして取り除くことができることが分かりました。