トイレのレイアウト変更&リフォームで待ち時間を削減した事例(埼玉県川口市 T社様オフィス)

概要

T社様の本社オフィス1Fと2Fにあるトイレをリフォームした事例です。 元々は1F男子・女子トイレ、2F男子 ・女子トイレという設計でしたが、スペースの都合から各トイレは同時に一人しか使うことができず、待ち時間が発生している状況でした。 そのため、1F男子トイレ、2F女子トイレという具合に大胆にレイアウトを変更し、スペースを増やすことで、便器の数を増やしました。結果、同時に用を足せる人が増えることで、待ち時間を削減することができました。労働の生産性も大いに上がったと思われます。
金額 310万円
面積 1F 5.74㎡ 2F 5.74㎡
工期 1F 10日 2F 10日
施工地 埼玉県川口市

施工前

これは男子トイレですが、小便器の横に大便器があるレイアウトとなっていました。スペースがないため仕方がないのですがパーティションがないため、同時に1人しか用を足すことができません。
施工前のトイレ
奥が男子トイレ、横が女子トイレになっています。ワンフロアに男子用・女子用トイレを並べて配置しているため、手狭になってしまっています。これを、1F男子用トイレ、2F女子用トイレという形でフロア毎にトイレを分けることで、解決します。

施工中

古い便器が搬出されています。
搬出されるトイレ
新しい壁を張り、天井は完全に張り替えます。

施工後

男子トイレ

ダウンライトの効果も相まって、シックでオシャレな入り口となりました。
ワンフロア・ワントイレとなったお蔭で、スペースが広く取れるようになり、小便器が2つ、個室が1つ配置することができました。つまり、同時に3人が用を足せるようになりました。
なお、大便器は節水型のトイレで、水道光熱費の削減に力を発揮します。

女子トイレ

女子トイレは、男子トイレと違って、小便器の必要がないため、個室を2つ設置する形となりました。絶対数は以前と同じため、待ち時間は変わりませんが、男子トイレと隣り合わないため、気分的には良くなったのではないでしょうか。 また、女子トイレはカウンターを設置し、お化粧直しができるように工夫しています。男子トイレと違って、2Fは陽の光が入るため床にブラウン系のシックなタイルを敷いて、高級感を演出しています。